経  歴

Riichirou Tukamoto  
塚本 理一郎(ツカモトリイチロウ) 1973年10月7日 生まれ  
1998年3月 東京医科大学卒業 松田芳和 
 湘南鎌倉人工関節センター
 

 整形外科

 塚本 理一郎
1998年5月 土木建築組合厚生中央病院整形外科入局
2002年6月 白金整形外科病院整形外科
2003年8月  Loma Linda University Orthopaedic Research Center California USA 整形外科研究員
2007年11月 湘南鎌倉人工関節センター 整形外科
所属学会:             日本整形外科学会 専門医
   日本人工関節学会
日本膝関節学会
関東整形災害外科学会
日本リハビリテーション医学会
東日本整形災害外科学会
American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS) Member
American Association of Hip and Knee Surgeons (AAHKS) Member
  Orthopaedic Research Society (ORS) Member  
International Society of Arthroscopy Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine (ISAKOS) Member
松田芳和医師 next
塚本理一郎医師
辻耕二医師
Society of Biomaterials Member
運動器リハビリテーション医
国際医科学雑誌 審査委員:    
Acta Orthopaedica, Edited by Dr Anders Rydholm Department of Orthopedics Lund University Hospital SE-221 85 Lund, Sweden
Manuscript 2445
 

 幼い頃、アメリカ合衆国東海岸で目に映ったものは巨大な病院施設、あふれんばかりの活気にあふれた巨大な異人の姿でした。父母もこの中で働いていました。
20年の月日が流れ、自分も整形外科医を志し、日本の医療システムに疑問を抱きアメリカへ飛び出しました。Californiaの大地と人々は厳しくそして時に優しく自分を鍛え支えてくれました。自分の所属していたLoma Linda University Medical Centerはアメリカでも屈指の人工関節センターでした。 ドクターたちは臨床の現場の中で研究の重要性を重んじ、日々の生活を過ごしていました。また、忙しい中ですべてのドクターがFamilyというものをとても大切にしていました。彼らは、家族を大切に出来ないものが患者さんを救うことは出来ないと心から感じています。
自分はFellowとして4年半の間このMedical Centerにお世話になり人工関節のデザインについての研究に没頭しました。全く1からの出発だったので床掃除からの仕事でした。
日本人との接触はほとんどない毎日でしたが、これも偶然か必然か湘南鎌倉人工関節センターのことを聞き知りました。日本にも専門の人工関節センターが存在していたことに驚きを隠せなく又感動しました。日本人として、再び臨床の現場に戻りアメリカでの貴重な経験を生かすことが出来るのは今しかないと、そしてここしかないと閃き平川センター長にメールを出しお願いしました。幸い、平川センター長は自身もアメリカ留学されていて造詣も深く、臨床の世界では未熟な自分を受け入れてくれ感謝の念にたえません。
今後、いろいろな壁が目の前に現れるでしょうが、毎日の診療のなかで一人一人の患者さんの背中に学び、この積み重ねを大切にしていきたいと考えています。
日本の海で泳げるのではなく、世界の7つの海で泳げるような志を持って歩んでいきたいと考えています。
又、関節整形外科医として志し半ばに倒れた父の遺志も受け継がなければいけないと考えています。