経  歴

Kouzi Tuzi  
辻 耕二(ツジコウジ) 1973年7月5日 生まれ  
1998年3月 福井医科大学医学部卒業(現 福井大学医学部) 松田芳和 
 湘南鎌倉人工関節センター
 
 
 辻 耕治
1998年4月 岐阜大学医学部整形外科教室に入局(2年間初期臨床研修を行う)
2001年7月 国民健康保険 関ヶ原病院整形外科勤務
2003年1月  高山赤十字病院整形外科勤務
2007年4月 湘南鎌倉人工関節センター勤務
所属学会:             日本整形外科学会 専門医
   日本人工関節学会
日本股関節学会
中部日本整形外科災害外科学会
   
松田芳和医師 next
塚本理一郎医師
辻耕二医師
   
   

 医学部学生の時に初めて人工関節置換術の手術を見たときは、大きな人工物を体内に入れるという行為に対して衝撃を覚えました。しかし、手術後の患者さんの症状の改善は目を見張るものがあり、その頃から、将来は人工関節を専門にしたいと考えていました。
医者となってからは、一般整形外科医として骨折などの外傷や脊椎疾患等の治療とともに、人工関節手術にも携わっていましたが、人工関節手術に専門性が求められる中では自分の技量・経験ともに不十分と感じていました。また、これだけ様々な情報が容易に得られるような現在であっても、特に自分が働いていたような田舎では、人工関節手術を受けると、長期の入院やリハビリが必要になる、更には、かえって車椅子生活になったり、歩けなくなったりする等の間違った認識の為に、手術を躊躇する患者さんが多くいる事も実感していました。人工関節置換術は、適切な手技で正確に行えば、非常に高い除痛効果や機能回復が得られることははっきりとしています。また、当センターで行っている最小侵襲手技と、適切なリハビリなどを徹底することで、より高い治療効果が得られます。
簡単に考えれば、人工関節センターとして特化・専門化し、技術だけでなく、患者さんへの説明から、治療後の経過観察までを専門施設として徹底して行うこと、更には多くの症例を適切に治療し、その結果を様々な学術活動を含めて発信すること、そういったことができる施設が、よりよい結果を出せるのは当然ではないでしょうか。
当センターがそのような施設であると信じ、また、広く認められるように、自分自身の向上も含めて頑張っていきたいと考えています。
人工関節手術を受ける方は一生のお付き合が必要と考えています。今後ともよろしくお願いします。